こんにちは、フリーランスエンジニアのTakashiです。「エンジニアがCanva?デザインツールでしょ?」と思ったそこのあなた。僕も昔はそう思っていました。
しかし、効率化マニアとしてあらゆるツールを試す中で、Canvaがエンジニアの生産性を爆発的に向上させる「コミュニケーションツール」であることに気づいてしまったんです。
この記事では、僕が実際にCanvaを使って「これ、めちゃくちゃ便利だ…」と感じた7つの活用法を、具体的なシーンと合わせてご紹介します。
エンジニアがCanvaを使うべき7つの理由
爆速で伝わる「システム構成図・シーケンス図」が作れる
draw.ioやLucidchartも素晴らしいツールですが、もっと手軽に、かつ見栄えの良い図を作りたい時ってありますよね。Canvaには豊富な図形やアイコン、テンプレートが揃っているので、ドラッグ&ドロップだけで驚くほど綺麗な構成図が完成します。
特に、チーム内での共有や、非エンジニアへの説明資料に使う図は、Canvaで作るだけで「おっ、分かりやすい!」と評価が変わります。
登壇・LT用の「プレゼン資料」が秒速でプロ級に
エンジニアが人前で話す機会、意外と多いですよね。勉強会でのLT、社内での技術共有、クライアントへの提案…。そんな時、デザインに時間をかけずにプロ級のスライドが作れたら最高じゃないですか?
Canvaには技術系のプレゼンにも使えるテンプレートが山ほどあります。コードブロックを綺麗に見せるスタイルも簡単。デザインのことはCanvaに丸投げして、僕たちは話す内容に集中しましょう。
スクショを貼るだけの「技術ドキュメント」が見違える
READMEやWikiにスクリーンショットをただ貼るだけだと、どうしても素人感が出てしまいます。Canvaを使えば、スクショに枠線をつけたり、番号や矢印で説明を加えたり、といった加工が一瞬で完了します。
一手間加えるだけでドキュメントの可読性が劇的に向上し、チームメンバーからの「これどういう意味ですか?」という質問を未然に防げます。
爆速で議論が進む「UIモックアップ」作成
「このボタン、ここに置いていいかな?」くらいの簡単なUIのすり合わせに、Figmaを立ち上げるのは少し大袈裟。そんな時はCanvaの出番です。
豊富なUIパーツの素材を使って、ワイヤーフレームや簡単なモックアップをサクッと作成。PMやデザイナーとの初期段階の認識合わせが、驚くほどスムーズに進みます。
「個人ブログ・ポートフォリオ」の質を上げる
技術ブログを書いているエンジニアにとって、一番の悩みは「アイキャッチ画像」ではないでしょうか。Canvaを使えば、数分でおしゃれなアイキャッチが完成します。
ブログだけでなく、ポートフォリオサイトに掲載する図やバナー、GitHubのプロフィールを飾る画像など、エンジニアの「見せ方」をアップデートするのにCanvaは最適です。
採用やイベントで使う「チラシ・ポスター」作成
スタートアップなどで働くエンジニアは、採用イベントや技術カンファレンス用の簡単なチラシを作る機会もあるかもしれません。そんな時もCanvaがあれば、デザイナーに頼むまでもない簡単な印刷物を内製できます。
チームの「テンプレート」で情報共有を効率化
スプリントの振り返り(KPT)や、オンボーディング資料、リリースノートのサマリーなど、チームで繰り返し使うドキュメントのテンプレートをCanvaで作っておくのもおすすめです。
フォーマットが統一されることで情報が構造化され、チーム全体の生産性が向上します。
まとめ:Canvaはエンジニアの「伝える力」を拡張するツール
Canvaは単なるお絵描きツールではありません。エンジニアのアイデアや設計を、より速く、より正確に、より魅力的に「伝える」ための最強のコミュニケーションツールです。
これまでデザインを避けてきたエンジニアほど、その効果に驚くはずです。まずは無料プランから、あなたの業務にCanvaを取り入れてみてはいかがでしょうか。